WOTアップデート所感(Ver.1.10編)-その①
皆様こんにちは。TOM1192です。
今回は先日アップデートが入ったWOTのVer.1.10の所感について語ろうと思います。
といってもまだ30戦くらいしかしてないので所感としては弱い気もしますがあらかじめご了承ください。
さて、今回のアップデートは非常に大きな範囲でのアップデートであり、2020年では最大規模ともいえるものです。
今回も新規戦車ツリーの追加もありますが、ソレ以上に大きな改変が行われたアップデートです。
今回は拡張パーツを取り上げます。
今回のアップデートでは拡張パーツに大きな変更が加えられました。
それにより、攻撃・防御・索敵・移動の4要素をそれぞれより強化できるようなものが新規登場しました。
また、車種に応じたボーナスが一番左のスロットに対して付与されるようにもなっています。
では紹介に移りましょう。
まずは攻撃系
①改良型照準器
照準のサークルサイズを小さくするという効果。
実はコレ、かなり悪質な効果でサークルサイズが小さくなるということは間接的に拡散まで減るという裏効果がある。
砲垂直安定装置(通称:スタビライザー)や後述の改良型旋回機構、似たような効果を持つ改良型射撃装置(通称:ガンレイ)と相性が非常によく、これらと組み合わせれば今まで以上に射撃までの時間を短縮できる。
②改良型旋回機構
WGよどうした?そんなパーツ考案して・・・と思ったパーツその1。
砲塔と車体の旋回速度を向上させ、若干のスタビライザーを付与するという効果。
事実上の全車両対応のスタビライザーであり、今まで走行時の拡散がひどすぎた車両(Cromwellとか)に対して絶大な威力を発揮するというトンデモナイ代物。
その上、もともとの拡散がひどくない車両に対しては、スタビライザー以上のアドバンテージが得られるという今回のアップデートでも屈指の強装備。
しかもスタビライザーと併載できるため、拡散がひどくてスタビライザーを載せられる車両であれば拡散が最大32.5%(中戦車のみ)削減できる。
また、駆逐戦車や自走砲、低Tier車両などのスタビライザー搭載不可能な車両にも搭載できるようになったので選ぶとするなら候補に真っ先に上がってもいいパーツである。
次は防御系
①改良型装甲材(旧改良型サスペンションシリーズ)
積載上限を向上させる効果だけしかなかった改良型サスペンションと異なり、HPの上昇と、履帯修理完了時に完全修理と履帯の耐久性向上を行ってくれる効果になった。
特に履帯を切り続けられる可能性のある超重戦車に相性がよく、Mausに搭載するとかつて猛威を奮った際のHPである「3300」にまで引き上げることができる。
なお、積載上限を増やす効果は変わらないため、そういった目的で使用するのも悪くはない。
②改良型モジュール構造(旧工具箱、湿式弾薬庫、CO2燃料タンク、サイクロンフィルター)
修理時間短縮のみのパーツであった工具箱と打って変わって、湿式弾薬庫とCO2燃料タンク、サイクロンフィルターの機能まで内包し、万能耐久装備へと昇華した。
弾薬庫や燃料タンク、エンジンの保護と火災発生率の低下のアドバンテージもそうだが、火災発生時のペナルティを半減させるという効果が追加で付与されているため、燃やされても多少の反撃が可能となった。
コレも超重戦車との相性が抜群。先述の改良型装甲材と併載するのも一考である。
次は索敵系
①改良型無線機
敵の発見持続時間を伸ばし、かつ自身の被発見時間を短縮する効果。
スキルにある報復要請とは違い常時効果なため、軽戦車におけるアシスト補助的なパーツである。ただ、後述するパーツの方が圧倒的に優秀なためこちらを採用することはあまりないのかもしれない。
②消音排気システム
隠蔽率を一定率上昇させる効果。既存のパーツである迷彩ネット(通称:カモネット)と違い、停車時ではなく常時発動のパーツになっている。その分上昇率は控えめなものの、走行時でも停車時でも隠蔽が変化しない軽戦車にとっては走り偵察と置き偵察を併用する場合でも安定した隠蔽率を確保できる。
また、駆逐戦車や自走砲でも効果はあるため検討しておくといいかもしれない。
③車長用視認性向上装置
WGよどうした?そんなパーツ考案して・・・と思ったパーツその2。
敵車両の隠蔽率を下げるという効果。偵察が主体な軽戦車や茂みに潜んで敵を狙撃する駆逐戦車キラーな装備であり、軽戦車装備枠であれば真っ先に搭載すべきパーツである。
WOTの仕様上、隠蔽率は擬似的に視界を短縮させる効果を持っており、コレをうまく活用することで偵察や発見されない狙撃を行う。
が、コレはその隠蔽率を下げる効果によりその視界短縮効果を減衰させるため、隠蔽率が圧倒的取り柄の車両の発見確率を一気に上げることができる。
今まで隠蔽の応用で50mの強制発見を強いられていた車両をソレ以上の距離で発見できるようになったため、間接的に軽戦車の生存性を向上させてくれるパーツである。
最後は走行系
①追加グローサー
かつてはドイツ車両の一部のみ搭載できた足回り強化パーツ。
効果はほぼ据え置きのまま全車両に搭載可能になった。
とはいえ、もとから使用頻度の低かったパーツであり、コレを選ぶならもっと他のパーツの方が優秀なのは言うまでもない。
エンジン出力向上と前後移動の速度向上の効果。
軽戦車に相性がいいのはもちろんのこと、快速重戦車にさらなる可能性を追加してくれるかもしれないパーツ。
TwitterではE 75TS(Tier8 課金重戦車)にターボチャージャーと105オクタン燃料を併用することで80tの車体を49km/hで走り回らせるといった特異な使い方もあるようですよ?
拡張パーツは以上です。
私自身はクレジットが600万から50万まで減るくらいに拡張パーツを漁ってしまったのでコレ以上は検証できないです。
皆様も組み合わせをいろいろやって自分のベストマッチを探しましょう。
とりあえず今回はここまで。
次回は車両の変更点での所感といたします。