孤独な戦車兵TOM1192

NoobプレイヤーTOM1192の個人的史観で紐解くWOTの世界

私見的PCゲーム向けパーツ紹介(BTO含む) -1 CPU編(2019年7月)

※2020年5月新発売商品に合わせて更新しました(2020/5/14)。

※2019年7月新発売商品に合わせて更新しました。

皆様こんにちは。TOM1192です。

今回は、WOTなどのPCゲームをするにあたっておすすめな構成を含めたPCパーツの紹介をします。

また、これに準ずるパーツを搭載したBTOのPCも紹介します。

なお、紹介内容が多いと思われますので各項目ごとに分けて投稿します。

まず、PCを構成するパーツは、

①CPU

マザーボード

③メモリ

GPU

⑤ストレージ

⑥電源

⑦ケース

⑧CPUクーラー

⑨OS

の9つが最低必要となります。上から順番に説明とおススメを紹介していきます。

 

①CPU

現在、日本国内で流通しているPC用CPUはIntel社とAMD社がそれぞれ製造しています。なお双方の仕様には互換がなく、後述するマザーボードは必然的に各社専用のものを使用しないといけません。

おススメのCPUは

Intel

Core i5 9400F

 6コア6スレッドのCPUです。Intelの中では最安値(約2万円)の6コアCPUとなります。なお、型番にFのつくIntelのCPUは内蔵GPUが存在しません。必然的に別途GPUを用意する必要があります。定格動作クロックは2.9GHzとやや低めですが、TurboBoost時最大4.1GHzまで上がる仕様なため、ゲーム時は意外と高クロック(3.6GHz~3.9GHz前後)で動作します。

標準でCPUクーラーが付属し、常用なら問題なく使用できます。しかし、標準のCPUクーラーは性能がショボい(高負荷時にうるさくなる)のでサードパーティー製CPUクーラーの方が静かでよく冷えます。

 

Core i7 9700K

 8コア8スレッドのCPUです。先述のCore i5より値段が倍以上(約5万円)に跳ね上がります。

そのおかげか定格動作クロックは3.6GHzでTurboBoost時は最大4.9GHzとかなりの高クロックで動作するため、先述のCore i5よりはるかに高い性能です。

欠点は上述のとおり値段が非常に高いこと。そして、流通量が少ないせいで入手性に難がある可能性があるというところです。

なお、CPUクーラーは付属しません。別途サードパーティー製CPUクーラーを購入する必要があります。

AMD

Ryzen3 3100・3300X ※NEW

2020年5月に発売される予定のCPUです。

双方4コア8スレッドのCPUで、コアの乗せ方が違うのが特徴です。

小売価格は3100が約10,000円、3300Xが約15,000円と思われます。

低コストで、ゲーミングPCを組むのにも向いたCPUになっています。

Ryzen5 3500 ※NEW

2020年2月に突然発売されることになった6コアのCPUです。

3600と違いSMTが搭載されておらず、コア数とスレッド数が同じであったり、3次キャッシュの容量が半分になっていたりとしていますが、価格は18,000円前後とCore i5 9400Fと変わらないのが特徴的であり、見事なまでのライバルとなっています。

上述のRyzen3と並んで初めてのRyzenにも向いたCPUかと思います

 

Ryzen 5 3600

6コア12スレッドのCPUです。26,000円前後で購入できます。定格動作クロックは3.6GHzでZen+のRyzen 5 2600より動作クロックが高くなり、TurboCore(TurboBoostのAMD版)時の最大動作クロックが4.2GHzとIntelに負けずとも劣らない高クロックでゲーミングでも問題ありません。

かつての欠点だったシングル性能の低さはZen2になって大きく改善され、Intel製品とおおよそ変わらない性能になりました。

標準でCPUクーラーが付属し、常用なら問題なく使用できます。ただし、ゲームをする場合はサードパーティー製CPUクーラーがあるとより安定的に運用できます。

なお、ソケットはAM4と変わらないため、既存のマザーボード(要UEFIアップデート)で使用することができます。

 

Ryzen 7 3700X

  8コア16スレッドのCPUです。価格は約43,000円です。

定格動作クロックは3.6GHzでTurboCore時最大は4.4GHzとIntelのCPUに引けを取らない高クロックで動作します。

標準で十分な性能のCPUクーラーが付属しており、低価格で高性能PCを組むのにはうってつけのCPUです。予算があればサードパーティー製CPUクーラーを検討すると良いと思います。

上述のとおり、シングル性能が改善されたZen2の恩恵により、Core i9 9900Kに並ぶ性能を発揮できます。

 

ちなみに、予算に余裕のある方(全体で30万前後を予定している)は下記CPUを使えば今後約3年~5年は困ることはないかと思います。

Intel Core i9 9900K(F含む)

 

 

 Ryzen 7 2700X同様8コア16スレッドのCPUです。最大の特徴はなんといってもTurboBoost時の最大動作クロックで、5GHzという超高クロックで動作します。

その影響か、5GHz動作時はものすごい発熱と消費電力となるため、十分な冷却性能を持ったCPUクーラーを確保する必要があります。

 

 ・AMD Ryzen 9 3900X

Zen2の最上位から2番目のCPUで 現在販売中のメインストリーム向けCPUでは最大のコア数とスレッド数(12コア24スレッド)をもっています。

価格は65,000円とCore i9 9900Kよりも高額ですが、改善されたシングル性能が大きく生き、マルチスレッド性能にいたってははるかに上を行くCPUとなりました。

定格動作クロックは3.8GHzでTurboCore時の最大動作クロックは4.6GHzとZen+より向上しています。

 

AMD Ryzen 9 3950X

*発売され次第追記します。発売予定は9月です。

Intelもびっくりな16コア32スレッドのCPUです。価格は849米ドルが予想されており、日本円では約9万円前後で発売されるかと思われます。

 

今回はここまで。次回に続きます。

 

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