孤独な戦車兵TOM1192

NoobプレイヤーTOM1192の個人的史観で紐解くWOTの世界

次期アップデート(Ver.1.4)におけるマルチスレッドの効果について 検証その2

皆様こんにちは。TOM1192です。

前回、WOTの次期Verの1.4におけるマルチスレッドについて書きました。

今回は、その続きとなります。

前回では1号機のみの計測でした。そのためあまり有用性がなかったかもしれません。

そこで、今回は4号機とノートパソコンで測定を行いました。

条件として、WOTの設定は前最高にせず、WOT内でリコメンドされた設定で実行します。結果として、どちらもMedium設定で実行されました。

また、解像度はフルHD(1920x1080)で測定を行いました。

そのうえでまずスペック紹介ですが、今回用意したノートパソコンは

CPU・・・Intel  Core i7 2920XM(2.5GHz TB時3.3GHz 4コア8スレッド)

メモリ・・・DDR3-1333 12GB(4GBx2+2GBx2)

GPU・・・GTX485M(コアクロック650MHz、メモリクロック1650MHzで動作)

SSD・・・Samsung 850EVO 250GB

となっています。登場時期は2011年代なので最低7年前のノートパソコンです。

それと4号機ですが、それは前々回

 

tom1192.hatenablog.com

 

を見ていただいて確認してください。

そして結果ですが、

ノートパソコン・・・最大FPS82 平均FPS53 CPU使用率 30%~65%前後

自作4号機・・・最大FPS70 平均FPS46 CPU使用率 40%~80%前後

となりました。

ノートパソコンのGPUはかれこれ7世代くらい前なのですが、結構な数字をたたき出しています。やはり腐っても当時のハイエンドグラボなだけがあります。

一方4号機は内臓GPUという不利な条件でありながらプレイする分には問題ない程度のFPSが出ているのも注目点です。

以上の結果から

フルHD中設定環境下においては4コア以上のCPUでGT1030 or RX550以上(推奨:RX560 or GTX1050)であれば平均60FPS前後を維持できる

ということになります。

また、少し設定を落とす前提であればRyzen 5 2400G内臓グラフィックスでも十分楽しめると思います。

 

以上、今回の検証でした。

ちなみに前回の検証も含めて確認したところ、GPUの限界値が高いほどCPUの使用率が上昇する傾向があるようです。特に高リフレッシュレート下(120FPS以上)であればGPUの負担増に合わせてCPUの使用率の上昇も著しくなっていきます。現状4コアでも60FPSでプレイする分には問題ないでしょうが、高リフレッシュレートでヌルサクプレイを求めている方はGPUだけでなくCPUの換装も検討したほうがよいのかもしれません。

 

当記事はここまでです。次回はアップデート時にでも書こうかと思います。

それでは、また次回!