次期アップデート(Ver.1.4)におけるマルチスレッドの効果について 検証その2
皆様こんにちは。TOM1192です。
前回、WOTの次期Verの1.4におけるマルチスレッドについて書きました。
今回は、その続きとなります。
前回では1号機のみの計測でした。そのためあまり有用性がなかったかもしれません。
そこで、今回は4号機とノートパソコンで測定を行いました。
条件として、WOTの設定は前最高にせず、WOT内でリコメンドされた設定で実行します。結果として、どちらもMedium設定で実行されました。
また、解像度はフルHD(1920x1080)で測定を行いました。
そのうえでまずスペック紹介ですが、今回用意したノートパソコンは
CPU・・・Intel Core i7 2920XM(2.5GHz TB時3.3GHz 4コア8スレッド)
メモリ・・・DDR3-1333 12GB(4GBx2+2GBx2)
GPU・・・GTX485M(コアクロック650MHz、メモリクロック1650MHzで動作)
となっています。登場時期は2011年代なので最低7年前のノートパソコンです。
それと4号機ですが、それは前々回
を見ていただいて確認してください。
そして結果ですが、
ノートパソコン・・・最大FPS82 平均FPS53 CPU使用率 30%~65%前後
自作4号機・・・最大FPS70 平均FPS46 CPU使用率 40%~80%前後
となりました。
ノートパソコンのGPUはかれこれ7世代くらい前なのですが、結構な数字をたたき出しています。やはり腐っても当時のハイエンドグラボなだけがあります。
一方4号機は内臓GPUという不利な条件でありながらプレイする分には問題ない程度のFPSが出ているのも注目点です。
以上の結果から
フルHD中設定環境下においては4コア以上のCPUでGT1030 or RX550以上(推奨:RX560 or GTX1050)であれば平均60FPS前後を維持できる
ということになります。
また、少し設定を落とす前提であればRyzen 5 2400G内臓グラフィックスでも十分楽しめると思います。
以上、今回の検証でした。
ちなみに前回の検証も含めて確認したところ、GPUの限界値が高いほどCPUの使用率が上昇する傾向があるようです。特に高リフレッシュレート下(120FPS以上)であればGPUの負担増に合わせてCPUの使用率の上昇も著しくなっていきます。現状4コアでも60FPSでプレイする分には問題ないでしょうが、高リフレッシュレートでヌルサクプレイを求めている方はGPUだけでなくCPUの換装も検討したほうがよいのかもしれません。
当記事はここまでです。次回はアップデート時にでも書こうかと思います。
それでは、また次回!